キノコの菌からつくる“生きた素材”が、材料工学に革新をもたらす
キノコなどの菌糸体を生きたまま使うことで、生分解性と高機能性を併せもつ新素材をスイスの研究者たちが開発した。環境に応じて特性が変化し、自らも分解者として機能することから、バイオマテリアルに革新をもたらすかもしれない。

 持続可能な素材開発において、生分解性を有する機能性バイオポリマー繊維は欠かせない構成要素とされる。
 だが、先進的な機能材料として応用するとなれば、その性能を引き出すために加工工程が複雑化して、かえって環境負荷が増すというジレンマが生じてしまう。

 そこでスイスの研究者たちは、キノコなどの菌糸体から生成される「生きた繊維分散体(LFD:Living Fiber Dispersion)」を開発することで、この課題を根本から覆す新たなアプローチを提示した。
 ここでいう繊維分散体とは、微細な繊維状の構造体が液体中に均一に分散した状態を指す。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

Wired 2025.05.19
https://wired.jp/article/new-living-material-developed-from-fungi/