【速報】モンゴル初代皇帝「チンギス・ハーン」の子孫1万2000人記した世界最大級「家系図」を公開 天理参考館に収蔵

2025年4月16日 14:09

 奈良県天理市の博物館が所蔵する「家系図」を分析したところ、モンゴル帝国の初代皇帝チンギス・ハーンを始まりとする世界最大級の家系図だったことが分かりました。

 家系図は円形で直径は約5.6m、木綿製の帯状の布を繋ぎ合わせて作られています。家系図は、1966年以前に天理参考館に収蔵されましたが、詳しい調査はされないまま保管されていました。
ことし、天理大学が創立100周年を迎えることから、専門家に解読を依頼したところ、家系図の詳しい内容が明らかになったということです。

 家系図の始祖は、モンゴル帝国初代皇帝チンギス・ハーンの男系子孫「ショロイ」で、家系図の中心に記されています。
ショロイから同心円状に、世代毎にその子孫が書かれていき、14世代目までの名前が記録されています。総数は約1万2000人で、300年以上にもわたる記録ということです。

 家系図は16日から始まる天理大学付属天理参考館(天理市)の企画展で初公開されています。展示は6月2日までの予定です。
最終更新日:2025年4月16日 14:41

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