ASDの「友人を覚えにくい」症状は海馬領域の異常に起因 東大グループ、治療法開発に期待

 自閉スペクトラム症(ASD)の「友人を記憶する能力の低下」という症状が海馬のある領域の異常に起因することが分かったと、東京大学定量生命科学研究所の奥山輝大准教授らの研究グループが発表した。
 ASDの神経メカニズムの理解が進み、治療法の開発につながる成果と期待される。

 奥山准教授によると米疾病対策センター(CDC)が昨年発表した調査で米国では36人に1人の割合でASDと診断され、増加傾向にある。
 興味が限定し、コミュニケーションや共感性に難しさを抱えるほか、友人一人一人を記憶(社会性記憶)する能力の一部が低下することが臨床研究により報告されている。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

マイナビニュース 2024/07/02 19:31
https://news.mynavi.jp/techplus/article/20240702-2977966/