NASAの有人月面着陸アルテミスIIIは2027年まで遅れる公算大、会計検査院が発表。SpaceXの着陸船・Axiom Spaceの宇宙服ともに遅延中

 米会計検査院(GAO)は、NASAのアルテミス計画における有人月面着陸ミッション(Artemis III)の実施が、2027年になる可能性が高いと報告しました。

 Artemis IIIミッションは現在、2025年の実施を予定に掲げて準備が進められていますが、GAOはSpaceXによる月着陸船の開発、さらにAxiom Spaceによる宇宙服の開発が遅れており、予定どおりにミッションが行われる「可能性は低い」と評価。

 さらに「有人宇宙飛行の複雑さを考えれば、NASAの主要プロジェクトの平均よりも1年以上早くプログラムの開発が完了すると期待するのは非現実的である」「NASA主要プロジェクトの平均と同程度の時間がかかるとした場合、Artemis IIIミッションは2027年初頭に実施される可能性が高い」としています。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

techno-edge 2023 Dec 3 8:05
https://www.techno-edge.net/article/2023/12/03/2380.html