>>253の後半は例えば
S. Penske, et all, "Early contact between late farming and pastoralist societies in southeastern Europe", 19 July 2023

言語系統樹に基づいた印欧祖語研究はGray and Atkinson(2003)よりも前からずっと周回遅れなのではないか
比較言語学は音韻や語尾屈折の歴史に関して
もっと精緻な議論を積み重ねているのだから
共通語の統計解析の技巧のみから結論を急ぐのはやめるべきだ

ただし今回インドイラニアンがどうインドに侵入したか
考古学的な知見と合致するモデルを作り上げたのは喜ばしい
インドイラニアンが
バクトリア・マルギアナ複合(BMAC;トルクメニスタン辺り)を
南から打ち破って再度南下しインドに侵入したことや
その北側のアンドロノヴォ文化(カザフスタン辺り)と考古学的に関係がないことを反映している
つまりインドヘイラン経由で侵入したことが反映されてる

そういう意味では新しい統計解析手法の適用も無意味ではなかった