人種差別のトラウマは虐待や暴行より強い反応を脳に引き起こす

 人種差別は世界的な問題の1つですが、それが健康に与える影響はあまり知られていません。

 しかし最近、アメリカ・エモリー大学(Emory University)に所属する臨床神経心理学者のネガール・ファニ氏ら研究チームは、人種差別が脳に虐待や暴行を超える悪影響を及ぼしていると発表しました。

 生涯を通して人種差別を経験してきた人は、脅威に対して脳が強く反応し、精神的・身体的健康リスクが高まるおそれがあるのです。
 
 研究の詳細は、7月28日付の学術誌『JAMA Psychiatry』に掲載されました。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

ナゾロジー 2021.10.31
https://nazology.net/archives/96767