1億円に目がくらんで、他との関連性や応用も無さそうな孤立した難問に
(問題の内容が優しく理解できるので)初学者が飛びついて1年とか何年とか
時間・人生を無駄にしてしまう。他に既に過去の標準的な汎用の内容や理論で
応用が利いて学んでおくべきことがらは沢山あるのに。結局1人だけしか
賞金は貰えないのだし、始めて証明したとして歴史に残る人もただ一人。
あまり大勢が1つの問題にとりつくのは、人的資源の配分としても無駄。
証明されたからといってその日から世界の社会の何かが変わるというよう
なものでもない。人が与えた問題を解くよりも、解決すべき問題を
自分の感性で見つけ出すことの方がもっと重要ではないだろうか。
証明よりも正しいであろうことの予想を見つけ出す。
あるいは少数の例外以外はほとんどの場合に正しい内容があったなら
何故(例外は)そうなのかも追求する。