数学者も恐れる「ハマると病む難問」 解けたら1億円、企業が懸賞金

 一見単純そうなのに80年以上も数学者を悩ませている未解決問題「コラッツ予想」の証明に、日本のベンチャー企業が1億2千万円の懸賞金をかけた。
 数学の問題にかけられた懸賞金としては世界最高レベル。
 問題は小学生でもわかるほど簡単だが、数学者の間では「はまると病む難問」「宇宙人が仕向けた罠(わな)」などと恐れられる。
 一体どんなものなのか。

 コラッツ予想は、1、2、3……と無限に続く整数の問題だ。
 1937年、ドイツの数学者ローター・コラッツ(1910〜90)が予想したのは、次のような内容だった。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

朝日新聞DIGITAL 2021年9月4日 12時07分
https://www.asahi.com/articles/ASP937HM6P8ZULBJ00T.html