アスベストを原因とするがんの特効薬が開発される!9月に治験開始

 2005年、日本ではアスベスト(石綿)による健康被害が多発し、国民的関心事となりました。

 それ以来、アスベストの使用は大きく制限されてきましたが、それまでの影響は今後大きく表面化すると考えらえており、その対策が必要です。

 なぜなら、アスベストが原因で発症するがん「悪性胸膜中皮腫」は、アスベストを吸い込んでから25〜50年後に発症すると言われているからです。

 そこで広島大学大学院医系科学研究科・細胞分子生物学研究室に所属する田原栄俊教授ら研究チームは、悪性胸膜中皮腫の特効薬を開発しました。

 すでにマウスでの効果が認められており、9月からヒトでの治験が開始されます。

 研究の詳細は、7月27日付で広島大学のプレスリリースに掲載されました。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

ナゾロジー 2021.08.01
https://nazology.net/archives/93668