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アマゾン川が雨季に増水して年によっては増水や流れが著しく
植物が枯れたり流されたりして裸地が出来て

そこに早育樹種のセクロピアがはびこる
セクロピアはアリ植物でもあるし成長も早いが葉やら何やらも地面に落として
土地を肥やして回復させる
(アリ植物だとアリがいろんな動物の死骸なんかを持ち込んだりして植物の周辺も
土壌養分が増えやすい)

そこにナマケモノがやって来て、ムシャムシャとセクロピアを食ってるうちに
毛にコケが生え、ガも忍び込む
ガの幼虫はナマケモノの糞を食べる
ナマケモノはなるだけ糞を纏めて排泄し、雨その他で糞全体が分解されないようにして
毛に入るガの数を確保する
ガの鱗粉などが飛び散って窒素分豊富になった毛を食べてナマケモノはタンパク質を確保する

ナマケモノが増え過ぎるとオウギワシが飛んできて個体数調整する

セクロピアの林は所詮は先駆樹種であり、上手い具合にそこに土砂が溜まっていくなら
やがてもっと別の樹種に置き換わる
一方で、また数年おきの洪水で表土丸ごと流されるようなことがあったら
またセクロピアが生える所からスタートする
なお、ナマケモノはとにかく溺れず泳ぐことは出来る

これはアマゾンの中の食物連鎖と植生遷移の、ほんの僅かな部分に過ぎない