「今までと違う」 大阪“第4波”重症化の実態

 大阪・堺市にある国立病院機構近畿中央呼吸器センターでは、新型コロナウイルスの第1波のころから、中等症を中心に患者を診て来ました。
 大阪で変異ウイルスが拡大するなか、今月、看護師からこんな声が上がったといいます。

 国立病院機構近畿中央呼吸器センター・倉原優医師:「『この“第4波”ちょっと変じゃないか。呼吸不全が多く、今までのコロナと違う』と看護師が言っていた」

 今月、異変が起きていました。酸素吸入が必要な患者が半数を超えていたのです。

 ある50代の男性患者の肺を見ますと、上部と下部、左右いずれも白い影が出ていました。広範囲に及ぶ肺炎です。

 国立病院機構近畿中央呼吸器センター・倉原優医師:「呼吸器内科医が見ても、背筋が、ぞっとするような影。(通常)肺炎を起こす場合は片側に偏っていることが多い。両方の肺のうちの一方だけがやられているので、もう片方の肺で換気が出来る。両方の肺がやられてしまうと、換気が出来るスペースが減るので、呼吸器不全を起こしやすい。酸素が、どんどん足りなくなってくる」

 この50代の男性に基礎疾患はありませんでしたが、それでも、重症化したのです。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

テレ朝news 2021年4月20日 23時30分
https://news.livedoor.com/article/detail/20061408/