http://www.ipii.co.jp/archives/blog/学習に神経科学を濫用するのはやめましょう!/

実際のところは、神経科学は、脳のメカニズムや脳それ自体を研究対象としています。これにはしばしば、脳が活動しているときの血流の変化を画像化するための装置であるfMRI(functional magnetic resonance imaging)が使われます。
しかしこの装置による脳の画像化テクニックは、具体的な学習の方法そのものに役立つわけではありません。
せいぜい、その根底にあるプロセスを理解するのに役立つのみです。このテクニックを使って学習を説明しようとすることは、まだ時期尚早であり、それに基づいて教え方に関して何かを主張することはできません。

学習の分野では、fMRI画像が誤った方法で解釈され、広められている例が多数あります。その結果、学習に関する認知神経科学の知見が誤って解釈され、広まるという問題が生じています。