2020.05.05 Tue posted at 17:35 JST

(CNN) 「過去」は昔から外国に例えられてきた。そして、時にわれわれはその外国に行きたいと切望する。
現在、実在する数人の科学者が、時計の針を巻き戻し、過去に戻る夢の実現に取り組んでいる。その1人である米国の天体物理学者ロナルド・L・マレット氏は、成人期の大半を「タイムトラベルは可能」との信念に捧げてきた。
マレット氏はこれまでに、タイムマシン開発の基礎になる(と本人が主張する)数々の科学方程式や科学原理を生み出してきた。

自身の理論や構想で自分が生きている間にタイムトラベルを実現できる可能性は低いと認めつつも、同氏は長年、学者の仕事と並行して、過去に戻って最愛の父と再会する夢の実現に取り組んできた。
マレット氏の父は、マレット氏が10歳の時に心臓発作で急死した。この父の死がその後の人生の進路を大きく変えたという。

テレビの修理工だった父は、息子を読書好きに育てるとともに、当時、芽生え始めていたマレット氏の科学への情熱を後押しした。父の死からおよそ1年後、悲しみに暮れていたマレット氏は、古典SF小説「タイムマシン」の絵本と出会った。
「この本が私の人生を変えた」とマレット氏は言う。
同小説の著者であるH・G・ウェルズの想像力のおかげで、マレット氏は、父の死は「終わり」ではなく「始まり」だと感じた。
それから60年の月日が流れ、74歳のマレット氏は、現在、コネチカット大学で物理学の教授を務め、自身のキャリアのすべてをブラックホールと一般相対性理論の研究に捧げてきた。一般相対性理論は、ドイツ生まれの物理学者アルベルト・アインシュタインが研究したことで知られる宇宙、時間、重力の理論だ。
またマレット氏は、タイムトラベルの理論化にも取り組み、その過程で、過去に戻れるタイムマシンの開発に乗り出した。

     ===== 後略 =====
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https://www.cnn.co.jp/fringe/35149770.html