学術を振興したいのなら、値段の高いネーチャーのような商業誌やインパクト
ファクターの高いを売りにして高値の雑誌に論文を載せることを推奨あるいは
強いるのではなくて、誰でも無料で投稿できて無料で内容を読めるし転載引用
自由な形の学術電子情報システムを国家あるいは国際共同で設置運営すれば良い
だけ。内容は相互に各国間でコピーしアーカイブすれば良い。
そうして、評価が必要なら、掲載されている論文をなんらかの権威ある組織なり
機関なりが評価格付けをすれば良いだけだ。その結果をそれぞれの格付け機関が
公表していればそれで済む。論文の評価は時代と共に変化しても良いし、
評価する機関によって異なる評価が付いても一向に問題無い。
 そうすると、商業主義の格付け機関が論文の格付けを金と引き換えに高くしたり、
あるいは格付けの結果や検索のサービスを有料で提供する形で商売を始めるかも
しれないけれども。もう一つの懸念は、国家レベルで行われると、政治的な理由
などにより、一部の論文が削除されたり、閲覧が禁止になったりする可能性だ。