米カリフォルニア大学デイビス校の栄養生物学者、カレン・ライアン博士によれば、
  アミノ酸が不足すると、
  細胞は(新しくたんぱく質を合成するより)古い材料を再利用しようとするとも考えられている。

  「このような変化が一緒になって、
  劣化したたんぱく質が細胞内にたまるのを防いでいるのかもしれない」と、ライアン博士は言う。

  劣化たんぱく質の蓄積は老化に関係し、一般にさまざまな病気を招く可能性があるそうだ。
  しかし低たんぱく食を続ければ日常的に掃除ができるので、蓄積を防げるという。
ttps://www.bbc.com/japanese/47607624

  沖縄式食生活の効果は、カロリー制限だけにとどまらない。
  ソロン・ビエット博士はこれまで、食べ物の内容(単なる分量ではなく)が動物の老化にどう影響するかについて研究を重ねてきた。そこから一貫して導き出されたのは、炭水化物を多く与えてたんぱく質を少なくすると、さまざまな動物の寿命が延びるという結論だ。

  最新の研究では、脳内にみられる老化の兆候が一部抑えられることが分かった。
  そして驚いたことに、
  炭水化物とたんぱく質の比はいわゆる「沖縄比率」と同じく、10対1が最適だと分かった。

  人間での比較対照試験はまだ実施されていないが、
  ソロン・ビエット博士によれば、世界各地のあらゆる疫学研究が同じような結論を物語っている。
  博士は
  「寿命の長い他の地域の食生活も、たんぱく質の摂取量が比較的少ないパターンだということが分かっている」と指摘し、
  例として「パプアニューギニアのキタバ島民や南米の先住民チマネ族、地中海式の食事を取っている人々」を挙げた。