>>413
> それ要約したら、リターンが小さいけどリスクの低いILCよりも
> リスクが大きいけどリターンが大きい賭け率不明の博打に金を使え、だな。

君のリスクの考え方は間違っている
この場合のリスクとは、コスト×そのコストを要する確率によって定義されるコストの期待値つまり日本国民にとっての出費こそがリスクだ

ILCは日本にとって極めてリスクが大きい、何しろホスト国負担総額(建設と運営維持の負担分)が確実に(つまり100%の確率で)数兆円(私の推定では2兆円ほど)を要するんだからね

新しい加速技術の研究開発のリスクつまりコスト期待値は小さい
新しい加速技術の研究開発に何兆円も不要だし逆に数百億円投じても物にならない加速技術は諦めるんだな
そもそもプラズマ航跡加速法など新しい加速法は3〜4桁以上の加速効率向上を見込める技術なのだから
その開発に何千億も要する巨大な装置を必要とするはずはないんだよ

研究開発のために試作すべき装置そのものは数億円程度だろうが、そういう試作を数十〜百ほど試したり改良したりする必要はあるだろうな
だから研究開発に要する研究費の総額は数百億円以下で収まるだろう

更に言えば、新しい超高効率(何しろ現状から数桁も改善されるのだから)の加速法のリターンは決して小さくない

加速ビームの収束性の問題などが解決せず素粒子物理用の加速器としては使える技術にならなくても、極めてコンパクトなサイズで高エネルギーに荷電粒子を
加速する技術が手に入れば高エネルギー物理学で役に立たなくても実用面では様々な応用が見込めるからだ、例えば、
1.医療用重粒子線加速器のコンパクト化による格段の低コスト化
2.軍事用(対艦・対地ミサイルに対する防御用ビーム兵器として航空自衛隊基地の防空や護衛艦の防空用装備として使える)…この応用にはビームの中性化処理を要するが
などだ

そして新しい加速技術の知的所有権(特許など)を日本が手に入れられれば、その応用で日本に新しい産業の種が生まれるだけでなく、
その技術によって日本企業の競争力強化に役に立つ

本質的には既存技術の巨大化に過ぎないILCではそういった将来の産業の種や日本企業の競争力強化には大して役に立たない