オレは最近まで、電気がどうして導線を流れるのか知らなかった。
皆は、停電のとき広い範囲が一瞬で暗くなるのを見たことがあるだろ?
そして通電開始に伴ってやはり広い範囲がいっせいに明るくなるのも目撃してると思う。
だから、電気は高速で導線中を伝わると思ってた。
ところが、1アンペアの電気は導線内を1秒間に6.24 × 10^18個分の電気量が流れることだから、
導線内の電流が全て電子によって運ばれるとすると、1秒間に導線内を通過する電子(8.5×10^22個)の速度は6.24 ÷8.5×10^(ー4)=7×10^(−5) m/s となってえらく遅い。

つまり、導線中の電子の流れは電気の媒体では無いというわけだ。

結論を言うと、電気は導線を流れる電子の作り出す電線周囲の電場の中を伝わる電磁波なのだ。皆も、もしかして電気が何か知らなかったんじゃないかな。