太陽系のような恒星を中心とした「惑星系」ができる前段階で、惑星のもとになるガスやちりでできた円盤の外側だけが大きく傾いた天体を、南米チリの電波望遠鏡「ALMAアルマ」による観測で見つけたと、理化学研究所の坂井南美主任研究員(電波天文学)らのチームが発表した。惑星系の成り立ちの謎に迫る成果で、英科学誌ネイチャーに掲載された。
惑星は、恒星のまわりにある円盤状のガスやちりが集まってできるため、円盤に沿ってほぼ同じ傾きの軌道で動くことが多い。だが、惑星や準惑星の中には、冥王めいおう星のように他の惑星に比べて軌道が大きく傾いたものがある。惑星ができる前から傾いているのか、形成後に他の天体による影響などで傾くのかは論争となっている。
https://www.yomiuri.co.jp/photo/20190104/20190104-OYT1I50011-1.jpg
読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/science/20190104-OYT1T50060.html
惑星は、恒星のまわりにある円盤状のガスやちりが集まってできるため、円盤に沿ってほぼ同じ傾きの軌道で動くことが多い。だが、惑星や準惑星の中には、冥王めいおう星のように他の惑星に比べて軌道が大きく傾いたものがある。惑星ができる前から傾いているのか、形成後に他の天体による影響などで傾くのかは論争となっている。
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