国家的プロジェクトというと、東京オリンピックや大阪万博ばかりが注目されがちだが、実は岩手県で、それらを凌ぐスケールの超巨大プロジェクトが持ち上がっているのを、ご存じだろうか。
岩手・北上山地の地下100メートルに、全長20キロに及ぶ直線状の「加速器」を建設。全世界から膨大な数の科学者たちが集い、ヒッグス粒子や、宇宙を構成するダークマター(暗黒物質)などを解明しようという「国際リニアコライダー」(International Linear Collider 以下、ILC)計画があるのだ。
「ちょっと、何言ってるのか分からない」という人のために簡単に説明をすると、「加速器」とは、原子よりも小さな「素粒子」を光の速さで正面衝突させる研究施設(ILCの場合は電子と陽電子を衝突させる)のこと。人も地球も宇宙もすべては素粒子からできているので、ここの謎を解くことで、宇宙の成り立ちはもちろん、まだ解明されていない物資、現象などこの世界のさまざまな謎に光を当てられる、というわけなのだ。
この素粒子については、『アイアンマン』『アントマン』というマーベル映画や、『エヴァンゲリオン』などのSFアニメにもちょこちょこ登場するので、ファンの方ならば聞いたことがあるのではないだろうか。ちなみに、世界中で興行記録を塗り替えた大ヒット作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の続編が来春公開されるが、そこでも素粒子が物語の重要なカギを握るとされている。
そんな幼稚な話は興味ゼロだね、という人でも、スイスのジュネーブにある「CERN」(欧州原子核研究機構)の名は聞いたことがあるだろう。
世界中の研究者が情報にアクセスできることを目的としたWWW(ワールドワイドウェブ)が考案されたことから、「インターネット発祥の地」として有名なこの施設にも円形の加速器があって、「ブラックホール発生装置だ!」「研究を進めると宇宙が崩壊する」なんて『月刊ムー』のような超自然科学系サイトでもちょこちょこ取り上げられているので、一度や二度は耳にしたことがあるはずだ。
そんな世界的な研究所を上回る施設を日本に造ろうじゃないの、というのがILC計画だ。
「なぜわざわざ日本で?」と首をかしげる方も多いかもしれないが、推進している方たちのお話を聞いてみると、いくつか大きな理由が見えてくる。
まず、日本は、中間子理論を提唱した湯川秀樹から、近年のニュートリノ天文学の小柴昌俊氏、6つ以上のクォークが存在を予測した益川敏英氏、小林誠氏まで、多くのノーベル物理学賞受賞者を生むなど、世界の素粒子物理学をリードしてきた。また、加速器に関する技術も世界一と評され、茨城県つくば市にあるKEKB加速器は現時点で世界でも最も密度の高い電子ビームをつくることができる。
そんな“素粒子研究先進国”である日本の競争力をILCでさらに確固たるものにしようというのが、まず1つなのだ。
そして、もう1つ重要なのが、経済効果だ。
世界中から優秀な頭脳が集結してくるわけなのだから、経済効果を期待する声が出るのは当然だ。事実、CERN周辺には世界中の科学者が家族を連れて定住したことで、消費や観光など地域振興が成功している。しかも、ILCが優れているのは、その効果が続く「期間」だ。どんなに「頑張れ、ニッポン!」「万博で大阪を元気に!」と叫んだどころで、五輪や万博というイベントは数週間から半年ほどで閉店ガラガラとなって、後には莫大な維持費がかかる「負の遺産」が残ってしまう。事実、東京五輪で新たに建設されている競技施設も既に大赤字が試算されている。
が、ILCは違う。世界中からさまざまな研究者が訪れ、入れ替わり立ち替わり30年近く研究が続けられるという。設立から60年を経たCERNが活況していることや、素粒子物理研究の性格からしても、極めて息の長い研究施設になる見込みなのだ。
そのような意味では、ILC計画とは、日本の東北で「科学のオリンピック」を30年間ぶっ続けで開催をするようなものと言っていいかもしれない。
http://image.itmedia.co.jp/business/articles/1811/20/yd_kubota1.jpg
http://image.itmedia.co.jp/business/articles/1811/20/yd_kubota2.jpg
http://image.itmedia.co.jp/business/articles/1811/20/yd_kubota3.jpg
続きはソースで
ITmedia ビジネスオンライン
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1811/20/news057.html 0467ニュースソース検討中@自治議論スレ2019/01/16(水) 00:02:56.79ID:qcGrl84m
そんなものより、東北大の次世代型放射光施設を至急造れ。
0468ニュースソース検討中@自治議論スレ2019/01/16(水) 01:18:44.38ID:pdlR0EDY
世界が待つ日本のILC誘致 村山斉氏
米カリフォルニア大学バークレー校教授
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO39743920Y9A100C1KE8000/
2019/1/9 2:00
宇宙の始まりのナゾを調べる次世代の巨大加速器、国際リニアコライダー(ILC)を日本に誘致する構想がなかなか進まない。
タイムリミットが迫っており、日本政府の誘致方針の表明が必要だ。
ILCは世界中の物理学者が欲しいマシンで、欧米は日本と一緒にやりたいと思っている。
日本には大きなチャンスだ。ぜひ誘致に動いてほしい。
ILCは日米欧を中心に国際協力で建設する計画だ。世界中の物理学者が話し合って、どのような装置を作れば良いかを考え、基本的な設計はすでにできている。
建設地も東北地方の北上山地が適当という意見がまとまった。日本政府が誘致方針さえ表明すれば、参加各国が建設費の分担などの具体的な交渉を始められるところまで来ている。
ILCは、欧州の巨大加速器「LHC」で発見され、2013年のノーベル賞の対象となったヒッグス粒子を大量に作り出せる。
ヒッグス粒子は見つかったものの、詳しい性質はまだ分かっていない。また宇宙の4分の1を占める「ダークマター」と呼ばれる物質はまったく正体不明だ。
これらに迫り、宇宙の成り立ちや将来を明らかにするのがILCだ。
ILCの総建設費は約8000億円と見込まれ、厳しい財政下での負担を懸念する意見があることは知っている。基礎科学にかかる資金が巨額になっていることへの批判もあるだろう。
だが先日、ノーベル財団を訪問した際、財団の関係者が「ブレークスルーはすぐに役立つか分からないが、価値が分かる人がいないと乗り遅れる」と基礎科学の大切さを説く意見が出た。
ILC誘致は世界から有能な人材を集めるだけでなく、国際貢献にもつながる。
基礎科学の研究は「これを知りたい」というモチベーションでがむしゃらに進む。
そのために技術開発の面でもむちゃな要求をするから、企業の論理だけではできないブレークスルーが生まれる。
ILCの建設費も、こうした技術革新で30年前の計画当初に比べ20分の1になった。
欧州は19年に次期研究計画の議論を始める。
計画の中に建設費などを盛り込むには、日本の方針を18年中に出す必要があったが、欧州は19年3月7日まで待つと決めた。
電車の出発時刻は過ぎているのに、大事な日本の乗車を待ってくれている状態だ。
まだ間に合う。日本政府は誘致に名乗りを上げてほしい。 0469ニュースソース検討中@自治議論スレ2019/01/16(水) 07:49:00.66ID:RfD6EHmn
0470ニュースソース検討中@自治議論スレ2019/01/16(水) 15:17:45.89ID:CQD0o3qA
>>468
> ILCの建設費も、こうした技術革新で30年前の計画当初に比べ20分の1になった。
じゃあもう30年待てば 400億円で作れるな。ILCが30年遅れたところで人類は何も困らない。 0471ニュースソース検討中@自治議論スレ2019/01/16(水) 17:50:13.01ID:sbYo+L19
>>468
>ILCの建設費も、こうした技術革新で30年前の計画当初に比べ20分の1になった。
実際に作り始めるとその200倍になるんですね、わかります >>468
> 世界が待つ日本のILC誘致 村山斉氏
> 米カリフォルニア大学バークレー校教授
何故、アメリカ政府におねだりしないのだ
アメリカは日本と比べてGDPつまり経済規模が3倍もあるのだ
しかも科学技術予算額について言えば、アメリカ政府が支出しているアメリカ軍(国防総省つまりDARPA)経由のも含めれば日本政府のそれの3倍よりもずっと多い
それだけ豊かな国の物理学で超一流の大学で教授職を務めている村山氏は何故に潤沢な科学技術予算を出している豊かな国アメリカでなく日本にILC建設をねだるのか?
しかもアメリカは現時点で巨大加速器建設計画を全く有していない
> 宇宙の始まりのナゾを調べる次世代の巨大加速器、国際リニアコライダー(ILC)を日本に誘致する構想がなかなか進まない。
> タイムリミットが迫っており、日本政府の誘致方針の表明が必要だ。
> ILCは世界中の物理学者が欲しいマシンで、欧米は日本と一緒にやりたいと思っている。
> 日本には大きなチャンスだ。ぜひ誘致に動いてほしい。
巨大加速器を失っているアメリカにこそ大きなチャンスだろう、是非、アメリカが誘致に動いてもらいたいものだ
> ILCの建設費も、こうした技術革新で30年前の計画当初に比べ20分の1になった。
だがILCはずっと昔に建設されたスタンフォード大学の線形加速器SLACの全長3.2 kmの約10倍(短縮案でなく当初案のフルスケール)の規模を求めている
しかも建設費の大きな部分を占める土木工事(全長30キロのトンネル掘削など)は言うまでもなく20分の1にはなっていない(そういう古典的な土木工事のコストは基本的に不変だと考えるべきだ)
建設費が技術革新で1桁下がっても求めている加速器のサイズが1桁上がれば何をか言わんや
しかも加速器の単位長当たりの制作費が当時と同じ(インフレを考慮したとしても)という保証は全くない
常識的に考えれば加速器の規模が大きくなり加速エネルギーも桁違いに増大し要求される実験精度がずっと高くなっている以上、
加速器制作に許される誤差は以前のSLACよりもずっと小さくなったと推定するのが適切で
加速器の制作上の誤差を桁違いに小さくすることはコスト増大の大きな要因になる
ウィキペディアのILCの項を読むとILC建設計画に関してはアメリカも手を上げていたそうだから、
日本は分不相応な立候補を取り止めてアメリカに譲り、アメリカ主体で建設してもらい日本は分相応の分担を現物提供の形で貢献するのが適切だ
KEKを始めとする日本の高エネルギー物理学者・素粒子物理学者は、何故、アメリカも手を上げていたILC建設計画を「日本がやる」と言って世界に期待させる無責任な約束をしたのだ?
余りにも無責任で無謀すぎる 0473ニュースソース検討中@自治議論スレ2019/01/16(水) 21:58:35.40ID:/sU3keUX
欧州で新型加速器構想を発表 2040年の実験開始目指す
1/16(水) 10:00配信
【ワシントン共同】欧州合同原子核研究所(CERN)は15日、1周100キロの新たな円形加速器の建設構想を発表した。
宇宙の始まりを再現する実験施設で、建設地はスイス・フランス国境近くにある運用中の円形加速器LHC(1周27キロ)の近くを想定。2040年の実験開始を目指す。
LHCでは12年、物質に質量を与える基本的な粒子のヒッグス粒子が発見された。
「FCC」と呼ばれる新型加速器の大きさはこれをはるかに上回るが、少なくとも90億ユーロ(約1兆1200億円)が必要とされる。専門家らが2年かけて実現可能性を探る。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190116-00000040-kyodonews-soci 0474ニュースソース検討中@自治議論スレ2019/01/16(水) 22:12:38.49ID:lcezc6RV
同じ金額で、月にリニアカタパルト設置するほうがよっぽど人類のためになる。
0476ニュースソース検討中@自治議論スレ2019/01/18(金) 10:20:59.38ID:DxlpmR3I
CGで作って、動作もゲームのようにシミュレーションにして、
それで遊んで満足してくれたら安上がりなので、作らずに済めば
関係者にもれなく一千万円を贈呈しても良い位だろうね。
0477ニュースソース検討中@自治議論スレ2019/01/18(金) 20:14:06.01ID:Z5XKDYdp
>>465
財務省をまったくわかってない
これはどう分配するって話じゃなくて研究費を削減したいだけ 0478ニュースソース検討中@自治議論スレ2019/01/18(金) 20:31:39.61ID:HuKkerTn
秘密裏に行われているテクノロジー犯罪→思考盗聴、音声送信(人口テレパシー、人口幻聴)、人口夢、思考領域への映像の差し込みについてとてもわかりやすく簡潔に簡潔にまとめられている
エレクトロニック・ブレイン・リンク(電子的脳連動)&リモート・ニューラル・モニタリング(遠隔神経監視)[ ELECTRONIC BRAIN LINK & REMOTE NEURAL MONITORING (EBL & RNM) ]
脳と衛星監視[暴行と拷問](BRAIN AND SATELLITE SURVEILLANCE, ASSAULT AND TORTURE 17 June 2010)
ワシントンD.C.の合衆国裁判所で訴え(訴訟)の証明(証拠)を提出した[John St. Clair Akwei vs NSA, Ft. Meade, MD, USA](Civil Action 92-0449)
[2:国家安全保障局の電磁界脳刺激を用いる信号諜報活動]
※関連リンク
■http://www.angelfire...dchakrab/ebl_rnm.htm(原文英語)
※(REMOTE NEURAL MONITORING)
■http://www.greatdreams.com/RNM.htm(RNM)
■国家安全保障局の信号諜報活動は、リモート・ニューラル・モニタリング(遠隔神経監視)&エレクトロニック・ブレイン・リンク(電子的脳連動)に電磁界脳刺激を用いる
■電磁界脳刺激は、1950年代初頭のMKULTRAプログラムから開発が続けられており、「放射(線)/非電離電磁界」への神経学的な研究調査と生態電気の研究調査と開発が含まれる
※ionize:電離する、イオン化する
■結果として生じる秘密技術は、国家安全保障公文書館で「放射線諜報活動」と同様に分類され、「放射能や核爆発を含んでいない、自然環境の何気なく発せられる電磁波からの情報」と定義される 0479ニュースソース検討中@自治議論スレ2019/01/18(金) 20:33:04.86ID:HuKkerTn
■信号諜報活動は実行され、合衆国政府の他の電子戦(争)プログラムのように(同様の風習で)この技術の秘密を保持した
■国家安全保障局は、この技術にかんする入手可能な情報を絶えず監視し、一般国民に科学研究調査を与えなくする(さし押させる)
(これらは、この技術の秘密を保持するための国際情報機関の協定でもある)
■国家安全保障局は、遠くから人間の電気的活動を分析する独自の電子装置を持っている
■国家安全保障局のコンピュータで生成される脳機能マッピングは、全ての電気的活動を連続的に絶えず監視できる
※brain mapping(functional brain mapping):脳機能局在つまり脳の各部位がどのような働きをしているかを、あたかも脳を地図に見立てたかのように”マッピング”し、その結果から図などを作成することである。
これにより脳の各部位ごとの機能を明らかにすることを目的とする。現在多くの脳機能マッピングは大脳皮質を対象としている。生物の中でも特にヒトについての脳機能マッピングは他と区別してヒト脳機能マッピングと呼ばれることがある。
また脳の特定の部分ごとに大脳皮質マッピングなどと呼び分けたりもする。また臨床の場では術前脳機能マッピング、術中脳機能マッピングの呼び分けもある。
■国家安全保障局は、国家安全目的のため(数十万人の)個々の脳機能マッピングの記録と解読をする
■電磁界脳刺激もまた、軍によるブレイントゥコンピュータリンク(B2C:脳からコンピュータへの連動)
0480ニュースソース検討中@自治議論スレ2019/01/18(金) 20:34:17.43ID:HuKkerTn
■信号諜報活動は実行され、合衆国政府の他の電子戦(争)プログラムのように(同様の風習で)この技術の秘密を保持した
■国家安全保障局は、この技術にかんする入手可能な情報を絶えず監視し、一般国民に科学研究調査を与えなくする(さし押させる)
(これらは、この技術の秘密を保持するための国際情報機関の協定でもある)
■国家安全保障局は、遠くから人間の電気的活動を分析する独自の電子装置を持っている
■国家安全保障局のコンピュータで生成される脳機能マッピングは、全ての電気的活動を連続的に絶えず監視できる
※brain mapping(functional brain mapping):脳機能局在つまり脳の各部位がどのような働きをしているかを、あたかも脳を地図に見立てたかのように”マッピング”し、その結果から図などを作成することである。
これにより脳の各部位ごとの機能を明らかにすることを目的とする。現在多くの脳機能マッピングは大脳皮質を対象としている。生物の中でも特にヒトについての脳機能マッピングは他と区別してヒト脳機能マッピングと呼ばれることがある。
また脳の特定の部分ごとに大脳皮質マッピングなどと呼び分けたりもする。また臨床の場では術前脳機能マッピング、術中脳機能マッピングの呼び分けもある。
■国家安全保障局は、国家安全目的のため(数十万人の)個々の脳機能マッピングの記録と解読をする
■電磁界脳刺激もまた、軍によるブレイントゥコンピュータリンク(B2C:脳からコンピュータへの連動)
0481ニュースソース検討中@自治議論スレ2019/01/18(金) 21:27:19.05ID:ad+VlT/m
>>477
ある分野でトップになっていて応用研究とかで花開けば
研究費に対するリターンは莫大なのにな。 0483ニュースソース検討中@自治議論スレ2019/01/18(金) 21:57:33.38ID:O8M1sTsN
仕方ないから、
赤石山脈の中央リニア新幹線トンネルの試掘トンネルを再利用して・・・。
リニア新幹線用給電設備もあるからね。
>>481
> ある分野でトップになっていて応用研究とかで花開けば
> 研究費に対するリターンは莫大なのにな。
全く何も分かっていないんだね
ILCは既にトップではないよ、レプトンを加速する線形加速器という極めて限定されたカテゴリでトップというだけで加速エネルギーでは既存のLHCに遠く及ばないし
アメリカで既に旧式の時代遅れとして運転を停止したテバトロンにすら及ばないだろう
ILCのリターンなど経済的に見れば実際上は何もない、少なくとも日本の将来の産業の芽を生み出すという観点からはね
またアカデミックな面でもLHCが発見できなかった新粒子をILCが発見できる可能性もまず皆無だ、エネルギーが決定的に足りないからね
ついでに言えば、巨大加速器の技術は既に先鋭化し過ぎて応用とはかけ離れてしまったのだよ
ちょうど現代の最先端の軍事技術が民生技術へのフィードバックを生み出せなくなったようにね
過去の加速器開発が過去の軍事技術開発と同様に様々な派生技術を生み出して応用面に貢献してきたのは事実だが、加速器も軍事技術も今や高度化し過ぎ先鋭化し過ぎて
民生技術とはかけ離れてしまった
だからILCから応用技術や応用研究は生まれないと断言できる、ILCは素粒子物理学のためだけの玩具なのだよ >>477
> 財務省をまったくわかってない
> これはどう分配するって話じゃなくて研究費を削減したいだけ
もしそうならば、ILC建設などすれば、他の分野は建設しない場合よりも更に大幅に研究費を削減されて
ILC建設などすれば他の分野の研究は壊滅状態になるって理解できないのか?
財務省の路線がクズなのは事実だが、
ILC建設派は財務省を悪者にして自分達が巨額を独占することで他の分野にしわ寄せを及ぼす責任を感じないとは財務省並みのクズだよ、
自分達さえ良ければ他の分野の研究が壊滅状態になろうと構わないと考えているという意味でね、ILC建設派は
ILCを建設すべきだと主張するのならば、ILC建設派は財務省の路線を悪者にするのではなく、
ILC建設派自身が責任を持って科学技術予算に関しては財務省をそして日本政府を拡大に転じさせることだ
具体的に言えば、ILC建設派は、まず財務省のトップつまり財務大臣と財務省事務次官と主計局長の3人から公開の場で次の言質を取ることだ、
「他の分野の研究費はILCを建設しても絶対に削減しないどころか増加させる」とね、そして2020年度予算で実際に増額するのを実証させることだ
何しろ素粒子物理部門の予算はILCが認められれば膨大な増額を果たすのだ、
それならば、他の分野も自分達と同様に(少しでも)増大させるという言質を政府から取り実際に実証させるぐらいのことをやっても罰は当たらない
少なくともそのぐらいのことを素粒子物理部門の人間が汗を流して達成しない限り、ILCへの巨額投資が他の分野の研究者からの信頼や賛同を得られる筈がない 0486ニュースソース検討中@自治議論スレ2019/01/18(金) 23:07:14.43ID:hCYXWqiz
> CERNがLHCの8倍強力な超巨大加速器「FCC」建設へ!
>
> LHCはその名の通りハドロン(強粒子)を衝突させるための加速器だが、FCCは第一段階目で、電子―陽電子の衝突型加速器として運用される。
なんだ、CERNの次期巨大加速器のFCCが最初のフェーズでは電子−陽電子コライダーとして運用されるのなら、ILCなんて不要じゃないか
ILCでやる最大の目的だったヒッグス粒子の性質の精密測定もFCCの第一フェーズでやれるじゃないか
日本がILCを建設せねばならない理由は皆無になったね
0488ニュースソース検討中@自治議論スレ2019/01/18(金) 23:34:35.24ID:ad+VlT/m
>>484
ああ、言葉足らずだったかな。君と同様にILC建設には反対の立場だ。
8000億かけるなら5000万を20年1プロジェクトにかければ実に800プロジェクトに
ばら撒けるわけで、そこからなら3つ以上最先端の研究もできるかな、と見る。 >>488
> 8000億かけるなら5000万を20年1プロジェクトにかければ実に800プロジェクトに
> ばら撒けるわけで、そこからなら3つ以上最先端の研究もできるかな、と見る。
なるほど、それならば全く同感だね
しかもILCは建設して終わりではなく莫大な運転電力やメンテナンスなどの運営・維持コストを要する
恐らく40〜50年先の運転終了までのホスト国としての負担総額は2兆円前後に上るだろうから
もっと多くのプロジェクトに1年当たりの平均予算ももっと多額にしてあげられるからね
それだけ多くのプロジェクトを優秀な若手研究者たちに安定して行わせてやれれば
学術的にも将来の産業の観点からも非常に重要な成果が幾つも現れるのは間違いないし
それによって優れた研究者が日本で多数育つことによって、更にその次の世代の研究にも良い影響が続くからね
ビッグサイエンス以外の分野だと年5千万の研究費が安定して長期的に支給されるなんて夢のような話だからねえ
でも年5千万で20年でもトータルで僅か10億に過ぎないんだから、巨大加速器というものが如何に馬鹿馬鹿しいほど巨額の銭喰らいか良く分かる 0490ニュースソース検討中@自治議論スレ2019/01/19(土) 01:31:04.33ID:6784m55/
欧州は3兆円もかき集められるのかね
>>490
> 欧州は3兆円もかき集められるのかね
当然ながら世界中に奉加帳を回すんだろう
日本にも負担が求められるだろうが、この手の応分の負担はLHCの建設の時もあったはずで
負担すべき金額に相当する額の超電導磁石やら検出器やらを現物提供したんじゃなかったかな
そういう現物提供は良いと思うよ、日本メーカーにとっても最先端の高精度の仕事をやる機会になるしね
ただその最先端の高精度の仕事を日本企業にさせるために何千億円の加速器を日本で建設し運営・維持費も含めれば兆円単位の出費となると
得られるものに比べて負担が理不尽に大きすぎるから論外なわけだ
だから巨大加速器それ自体は他国に作らせて費用負担の大半もそのホスト国にさせて、日本としては現物提供ぐらいがちょうど都合が良い
それですら他の分野(生命科学や材料科学などのスモールサイエンス)の研究者の目には桁違いに高額の研究費支出として映るのは確実だが
まあその程度は研究費でなくて日本の産業水準の維持だと思えば安いものだ、ちょうど自衛隊の戦闘機を割高になっても直輸入でなくライセンス国産にするのと同じようにね
それで現実問題として、世界最大の経済大国でも科学技術大国でもあるアメリカが巨大加速器建設から手を引いてしまった現代では、
巨大加速器のホスト国分を一国で負担できる国は存在しなくなったから、ヨーロッパの多数国連合つまりCERNしか巨大加速器の建設ホストにはなり得ないんだよ
例外はチャイナで、あそこは国威発揚の手段として世界一の巨大加速器SPPを作ろうとしている、単体では確か世界最大の電波望遠鏡を作ったようにね
まあ技術ドロボウのチャイナのSPPは日本としては協力せず好きなようにやらせて放っておけば良い
日本の領土への侵略を虎視眈々と狙ってるドロボウ国家に一方的に盗まれるために超電導技術や検出器技術を無償提供すべき理由など日本には皆無だからね
ところがKEKなど日本の高エネルギー物理屋はアメリカすら撤退したという現実を考えず「ILCは日本で作るから日本にやらせて!」なんて勝手な約束を無責任にしたものだから、国として恥をかく羽目になった訳
しかし、たとえ国として恥をかこうとも、未来の日本のためにはILCなんかに無駄な巨費を費やせない、その金はスモールサイエンスの重要分野に重点投資しなければ将来の日本の産業の芽が失われてしまう トンネル代除いて2兆円
100kmだから10mあたりで2億円
16Tの超電導磁石代がこれか
これを日本企業が作ればいいのか
日本の税金になるわけだが
>>492
> トンネル代除いて2兆円
> 100kmだから10mあたりで2億円
> 16Tの超電導磁石代がこれか
> これを日本企業が作ればいいのか
> 日本の税金になるわけだが
そんなものの代金なぞ全部日本で出せるか以前に、日本が全部出す必要など皆無
日本負担分は無償(日本の金)で、残りはCERNから受注して(CERNから金をもらって)やるに決まってるだろ
CERNがそれに文句あるなら日本の金に期待せず全部を自分らの金でドイツかフランスの企業ででも作れば良い、作れるものならな
別に奉加帳が回ってきた時に日本が金を出さなくても日本は一向に困らない、それで日本で困るのは少数の素粒子物理・高エネ物理の連中だけだ 04954882019/01/19(土) 18:33:37.46ID:l5Ba/2wR
>>489
まあ自分は君ほどILC敵視してるわけじゃない。何らかの重要な発見とか研究進めるうちに新しい技術が出来るかもしれないとは思ってる。
でも現実とは違う財務省の「日本は借金にあえいでいる」という見解が庶民に根強くある以上次善策として不公平の象徴ともいえる
ILCは他の研究を圧迫しないように建設凍結するのが良いと思ってる。自分はILCも研究費ばら撒きどっちもやっていいと思ってるけど。 04964952019/01/19(土) 18:36:43.24ID:l5Ba/2wR
>>495
自己レス
×自分はILCも研究費ばら撒きどっちもやっていいと思ってるけど。
○自分は理想としてはILCも研究費ばら撒きどっちもやっていいと思ってるけど。 0497ニュースソース検討中@自治議論スレ2019/01/19(土) 19:30:03.99ID:DB6BJWCD
20キロメートルで出来るか?短くないか、
0498ニュースソース検討中@自治議論スレ2019/01/19(土) 19:43:32.55ID:DB6BJWCD
重力波のかぐらも巨額だが、今なにやってるんだ、見つかったしな重力波
0499ニュースソース検討中@自治議論スレ2019/01/20(日) 11:58:50.38ID:8EqnNRQJ
>>498
2019年度に稼働するとか聞いた。
>見つかったしな重力波
1日中重力波を検出するには世界で3台以上の重力波検出器が
最低限必要だから(機器保全とか含めると4台以上か。)世界規模の科学研究には不可欠。 0500ニュースソース検討中@自治議論スレ2019/01/20(日) 19:25:47.28ID:hXlxzHeG
0501ニュースソース検討中@自治議論スレ2019/01/20(日) 20:17:26.11ID:ABVXWfvn
ITERはどんな状況ですか?
0502ニュースソース検討中@自治議論スレ2019/01/20(日) 23:18:15.39ID:8EqnNRQJ
熱核融合はおそらく永遠に50年後の技術だろう。
むしろ現代科学理論では説明つかない常温核融合が50年後に
理論的にも説明がつきそう、そっちに期待。
0503ニュースソース検討中@自治議論スレ2019/01/20(日) 23:31:21.74ID:7cjmxd2N
予算獲得して経済効果もありそうだ。
0504ニュースソース検討中@自治議論スレ2019/01/21(月) 00:08:45.58ID:OztYWcsK
核融合は「あと50年たてば完成する」技術だとずーっといわれ続けてきた。
50年間もあれば、研究者が職に付いてから停年になるまで安泰だからかな。
05055022019/01/21(月) 01:09:14.24ID:ylrTW/R8
>>504
なんと現状だと常温核融合は実験で発生する中性子量が現時点の理論で導出される
予想量の実に10^7分の1らしい…。放射性物質とか殆ど出ないってわけだ。 0506ニュースソース検討中@自治議論スレ2019/01/22(火) 00:31:34.63ID:rqBZ331g
「宇宙の謎に迫る国家プロジェクト」よりも
「地下の謎に迫るプロジェクト」や「深海の謎に迫るプロジェクト」や
「生命の謎に迫るプロジェクト」、。。。、もあるだろうよ。
>>ID:C+VYEBn0
なるほど、それならILCは保留かな
0508ニュースソース検討中@自治議論スレ2019/02/19(火) 18:02:49.11ID:8i0aJ5m1
院まで出た研究者が飯にも困る一方何千億〜2、3兆もの金が
建造費だけでつぎ込まれる不平等感は凄まじいものがあるな。
0509ニュースソース検討中@自治議論スレ2019/02/19(火) 21:56:15.45ID:bKlCkXlP
まずやらなければならないことを先にやるべきだ。
たとえば既に積み上げてしまった放射性廃棄物を
如何に安全に非常に長期に渡って保管できるよう
にすればよいのかという問題に対する回答を
与えるための技術開発を。
某大に積み上げた使用済み燃料を、いつまでも
ジルコニアの鞘の中に入れてプールに浸して
おくだけではまずいだろう。
もっとも、コストが判明すると、原子力産業の
経済性神話が崩れてしまい、各電力会社が抱えて
いる使用済み核燃料が巨額負債として記帳されて
赤字あるいは倒産に転落するリスクがあるので、
だれも猫の首に鈴をかけようとはしないのかも
しれない。やぶ蛇になるので、試みようとしたら
リムーブされてしまうのかもしれないな。
05105082019/02/20(水) 00:20:07.96ID:F1cN59YQ
>>509
それはそれ、これはこれ、だろ。まあ研究という面では同じかもしれないが。
でもやっぱ不公平だよなぁ 0511ニュースソース検討中@自治議論スレ2019/02/20(水) 00:57:24.88ID:nRczuOFp
>>506
地下の…,深海の… 国交省がやること
生命の… 厚労省がやること
文科省が出せるのは宇宙の…しかなかったわけだ。 0512ニュースソース検討中@自治議論スレ2019/02/20(水) 16:54:59.63ID:gCzPI3eV
ほんとこれ、早く諦めてほしい。こんなことしていたら、日本が滅んでしまう。
0513ニュースソース検討中@自治議論スレ2019/02/21(木) 02:02:14.54ID:AOfR/19m
0515ニュースソース検討中@自治議論スレ2019/02/21(木) 17:08:59.42ID:+CHIjveh
さんざん結論引っ張ったあげく、
予算の取り合い、足の引っ張り合いという科学研究分野の
一般常識的な事しか書いてなくてワロタ
>>513
> 東北大ら、0.1gの物体が生む重力を測定できるセンサー
・・・
> 金を兆円レベル掛けた装置を作らなくても、精密な実験というもの
> は探せばあるものなんだな。
こういう研究こそ本当の研究って感じがして良いよね 0517ニュースソース検討中@自治議論スレ2019/02/23(土) 15:49:11.26ID:Zs4YaRMP
万有引力定数も未だに有効精度がそれほど高くは無い。