日本がヤバイのは既にシニア労働力と女性労働力を
ほぼフルに使って今の状態が維持されてること
そう、工夫で何とかする余地がほとんどない

機械化、省力化というのは実は万能じゃない
派遣やパート、期間労働者は不況になれば切れば良かった
機械の類いはいったん導入してしまうと維持費がかかる
簡単に廃棄したり、必要になったら導入するという柔軟性がない
AIだITだといったところで同じことだ
そいつを利用できる環境を儲からなくても維持しないといけない

日本にはもう不要になったら切る労働力が存在しないから
国内企業が日本国民に必要な財やサービスを提供できるようにするには
消費者の方に維持費を負担してもらうしかないということ
消費者がその負担を拒否すれば採算が合わなくなりその財やサービスの提供は停止される

例えばコンビニの中では24時間営業を停止する動きもある
どうしても24時間営業してもらいたいなら利用者がそのコストを負担しないといけなくなる
夜間を機械化、自動化したところで同じだ機械の導入・維持コストは消費者が負担しないと事業として成立しない
その維持費の負担を消費者が拒否すればそのコンビニ自体が採算が取れずに消えることになる

今までは労働力が余っていたからコスト削減という名で労働者の賃金や待遇悪化で払わせていた
もうコスト負担を労働者には押しつけられないから消費者が負担するしかなくなる

物価が上がらないと甘く見てると生活苦に陥る時代がもうそこまできている
リアルタイムの収入がない世帯ほど不利な世の中になるのは確実だろう