0001ノチラ ★2017/05/10(水) 09:26:14.11ID:CAP_USER
みなさま、こんばんは。ASCII(週刊アスキー+ASCII.jp)編集部の吉田ヒロでございます。タイトルでもうネタバレなんですが、東京大学の駒場キャンパスでは毎年春先になると、あり得ないぐらいの量のMacBook Proが一瞬で売れていることをご存じでしょうか。まあ、ご存じではないと思います。
東大といえば、ECCS2016(Educational Campus-wide Computing System、次期教育用計算機システム)で1000台以上のMacを導入し、macOSとWindowsをハイパーバイザー型の仮想環境で運用するという変態っぷりで有名ですね。
昨年、駒場キャンパスを取材したときに、ハイパーバイザー型の仮想環境である「vThrii Seamless Provisioning」と、vThrii Seamless Provisioningを含むすべてのシステムを一元管理するキヤノンITソリューションズの「in Campus Device」のテクノロジーの素晴らしさに感動して、思わず3本も記事を書いてしまったことが、個人的には記憶に新しいところです。
1本目が東大取材で「東大のiMacはハイパーバイザー型仮想化環境でEl CapitanとWindows 10が動く」、2本目がvThrii Seamless Provisioningの開発元であるイーゲルを取材した記事「インストール不要で複数OSが高速起動する東大の変態Mac」、3本目がキヤノンITソリューションズを取材した「東大変態Macを支えるApple抜きオールジャパン体制に胸熱!」です。これらの記事を読んでいただけるとわかりますが、東大とMacの歴史は古く、さまざまな技術革新を経て現在に至っています。
前置きが長くなりましたが、今回は東大が導入しているECCSの話ではなく、東大生が購入しているMacの話です。「ECCSがMacなんだから、学生が使うマシンもMacが当たり前では?」と思われるかもしれませんが、実はそんなことはありませんでした。
東大に大量のMacが導入されたのはECCS 2004、13年前の2004年からなんですが、東大駒場キャンパスの大学生協でMacが推奨パソコンとして認定されたのは2016年から。それまでは、国内大手メーカーのノートPCを推奨パソコンとして販売していました。すべての学生が大学生協でパソコンを購入するわけではないのですが、当時は500台が売れればいいほうで、販売は振るわなかったそうです。
しかし、推奨パソコンがMacに変わった途端、1000台超のバカ売れ状態になったとのこと。駒場キャンパスの大学生協が「駒場モデルパソコン」として販売しているのは、Touch Barなしの13インチのMacBook Pro。なんと色も決まっており、スペースグレイ1色のみの取り扱いです。そのほか、低価格、軽量モデルとして12インチのMacBookのローズゴールドも取り扱っています。
ワタクシは「Macのノートどれ買えばいい?」と聞かれたたら、「Touch Barなしの13インチMacBook Pro」と即答します。プロセッサーのクロック周波数が2.0GHzと、Touch Barありモデルの2.9GHzと比べると非力に感じるかもしれません。しかしTurbo Boostが効いているときは、Touch Barなしモデルが最大3.1GHzで、ありモデルが3.3GHz。実際のベンチマークテストでもそれほどの差は出ないんです。Touch Barは正直あまり使い道がないので、この部分に物理的なファンクションキーが備わっているTouch Barなしモデルのほうが実用性が高いというのがお勧めする理由です。
「駒場モデルパソコン」がこのTouch Barなしの13インチMacBook Proであることを知ったとき、「生協の担当者はわかってるな」と感動すら覚えました。見かけや価格だけでなく、キーボードの操作性や処理速度などを含めてトータルで考えると、このマシンに行き着くはずなので。
以下ソース
http://ascii.jp/elem/000/001/480/1480418/
東大といえば、ECCS2016(Educational Campus-wide Computing System、次期教育用計算機システム)で1000台以上のMacを導入し、macOSとWindowsをハイパーバイザー型の仮想環境で運用するという変態っぷりで有名ですね。
昨年、駒場キャンパスを取材したときに、ハイパーバイザー型の仮想環境である「vThrii Seamless Provisioning」と、vThrii Seamless Provisioningを含むすべてのシステムを一元管理するキヤノンITソリューションズの「in Campus Device」のテクノロジーの素晴らしさに感動して、思わず3本も記事を書いてしまったことが、個人的には記憶に新しいところです。
1本目が東大取材で「東大のiMacはハイパーバイザー型仮想化環境でEl CapitanとWindows 10が動く」、2本目がvThrii Seamless Provisioningの開発元であるイーゲルを取材した記事「インストール不要で複数OSが高速起動する東大の変態Mac」、3本目がキヤノンITソリューションズを取材した「東大変態Macを支えるApple抜きオールジャパン体制に胸熱!」です。これらの記事を読んでいただけるとわかりますが、東大とMacの歴史は古く、さまざまな技術革新を経て現在に至っています。
前置きが長くなりましたが、今回は東大が導入しているECCSの話ではなく、東大生が購入しているMacの話です。「ECCSがMacなんだから、学生が使うマシンもMacが当たり前では?」と思われるかもしれませんが、実はそんなことはありませんでした。
東大に大量のMacが導入されたのはECCS 2004、13年前の2004年からなんですが、東大駒場キャンパスの大学生協でMacが推奨パソコンとして認定されたのは2016年から。それまでは、国内大手メーカーのノートPCを推奨パソコンとして販売していました。すべての学生が大学生協でパソコンを購入するわけではないのですが、当時は500台が売れればいいほうで、販売は振るわなかったそうです。
しかし、推奨パソコンがMacに変わった途端、1000台超のバカ売れ状態になったとのこと。駒場キャンパスの大学生協が「駒場モデルパソコン」として販売しているのは、Touch Barなしの13インチのMacBook Pro。なんと色も決まっており、スペースグレイ1色のみの取り扱いです。そのほか、低価格、軽量モデルとして12インチのMacBookのローズゴールドも取り扱っています。
ワタクシは「Macのノートどれ買えばいい?」と聞かれたたら、「Touch Barなしの13インチMacBook Pro」と即答します。プロセッサーのクロック周波数が2.0GHzと、Touch Barありモデルの2.9GHzと比べると非力に感じるかもしれません。しかしTurbo Boostが効いているときは、Touch Barなしモデルが最大3.1GHzで、ありモデルが3.3GHz。実際のベンチマークテストでもそれほどの差は出ないんです。Touch Barは正直あまり使い道がないので、この部分に物理的なファンクションキーが備わっているTouch Barなしモデルのほうが実用性が高いというのがお勧めする理由です。
「駒場モデルパソコン」がこのTouch Barなしの13インチMacBook Proであることを知ったとき、「生協の担当者はわかってるな」と感動すら覚えました。見かけや価格だけでなく、キーボードの操作性や処理速度などを含めてトータルで考えると、このマシンに行き着くはずなので。
以下ソース
http://ascii.jp/elem/000/001/480/1480418/