鬼退治しなくていい苗字は?
節分で「鬼退治(豆まき)」をしなくても良いとされる苗字は主に**「渡辺(わたなべ)」さんと「坂田(さかた)」**さんで、平安時代の伝説上の武将「渡辺綱(わたなべのつな)」や「坂田金時(さかたのきんとき、金太郎)」が鬼を退治したため、鬼がその子孫を恐れて近づかない、という言い伝えに由来します。これらの苗字は「渡邊」「渡部」など別表記でも同様とされ、鬼が怖がって近寄ってこないと考えられています。

渡辺(わたなべ)さん
* 由来:渡辺綱(わたなべのつな)が鬼を退治した伝説。
* 詳細:鬼のリーダーである酒呑童子(しゅてんどうじ)を退治した 頼光四天王の筆頭で、その強さから鬼が恐れ、近づかなくなったとされています。
坂田(さかた)さん
* 由来:坂田金時(さかたのきんとき、金太郎)が鬼退治に活躍した伝説。


* 詳細:渡辺綱と同じく 頼光四天王の一人で、金太郎としても有名。その武勇伝から鬼が恐れる存在とされています。


ポイント
* 「鬼は外、福は内」:渡辺さんと坂田さんは鬼より強いので「鬼は内」で良い、という解釈も存在する。


* 地域差:豆まきをしない風習は地域によって異なる場合があり、宮城県村田町のように「福内鬼も内」と唱える風習も存在します。



奈良の春日大社の「万燈籠(まんとうろう)」は、節分(2月3日頃)とお盆(8月14日・15日)の夜に、境内約3,000基の石燈籠と釣燈籠に一斉に火を灯す幻想的な神事で、家内安全や商売繁盛などを祈願します。平安時代末期から続く伝統行事で、約800年もの歴史を持ち、朱塗りの社殿と灯火が織りなす光景は王朝絵巻のよう。 
万燈籠の概要
* 時期: 毎年2月3日頃(節分)と8月14日・15日(お盆)。
* 内容: 3,000基の燈籠(石燈籠約2,000基、釣燈籠約1,000基)に火が灯され、回廊内特別参拝も可能。
* 起源: 室町時代・江戸時代に奈良町の住民が行っていた雨乞い祈祷に由来し、浄火を献じて神に祈願する神事。
* 見どころ: 神鹿の透かし彫りや藤の花の意匠が美しく浮かび上がり、幽玄な雰囲気。 
体験のポイント
* 回廊内特別参拝: 燈籠のすぐ近くで鑑賞でき、荘厳な雰囲気を体験できます(有料)。
* 献燈(けんとう): 3,000円以上の初穂料で献燈(灯籠を奉納)も可能。
* 舞楽奉納: 節分万燈籠では、17時半頃から舞楽(ぶがく)の奉納も行われます。 
アクセス(節分万燈籠の場合)
* 近鉄奈良駅からバスで「春日大社表参道」下車後、徒歩約10分。 
春日大社の万燈籠は、長い歴史と信仰が息づく、奈良でぜひ体験したい幻想的な光景です。詳細は春日大社公式ウェブサイトで確認してください。