「ポケモン居ないんだけど、まァじでw」

上機嫌で浅草を散歩する大貫
手にはポケモンGOをインストールしたスマホが握られている。
プロという肩書はあるもののニート同然の大貫は昼間から浅草散歩に勤しんでいた

ふと画面に目をやると急にポケモンの反応が増えていくのが見えた
大貫が急いでその地点に向かうとなんとそこに居たのは仁王立ちの力丸であった。

「力丸・・・どうして・・・」

「ルアーモジュール。課金アイテムだよ。ポケモンの湧きを増やせる。」
「お前のことだから昼間から遊んでんだろうと思ってな」

返す言葉もなく震える大貫に近づくと
力丸はスマホをもぎ取り大貫の肛門に突っ込んだ

ズンッ!

その瞬間ポケモン発見を知らせるバイブ機能が作動した

「んっんっんっんっんっんっんっんっんっ!」

「”ポケットモンスター”ならここに居るじゃねーか。浅草にしかいない”ココタネコ”が」


昼下がりの住宅地に中年男性の嬌声が響き渡るのであった―・・・