40〜50代が「2ちゃんねる」を懐かしがる理由
バスジャック事件犯人の投稿などが大きく報道されたことで、当時テレビなどでは「便所の落書き」「悪名高き匿名掲示板」と呼ばれ、「まっとうな人が見るサイトではない」などと酷評された。実際に殺人予告や個人情報晒しなど問題のある書き込みもあり、裏の側面も持っていた。

高校1年の息子に「5ちゃんって、見る?」と聞くと「わけわからん言葉だらけで、煽りがダラダラ続くし、文章が長いから、偶然見てもダルくてすぐ閉じる」とつれない返事が返ってきた。
今の若者にとって「2ちゃんねる」は、オワコンなのだろう

「2ちゃんねる」と聞くと「犯罪予告が行われるような危険な場所」「ひきこもりのオタクが口汚く喧嘩したり、ふざけた騒動を巻き起こす場所」などと、よくないイメージを持っていて嫌悪する人は少なくない。
実際、過去には他のサイトを荒らしたり、話題になった人物の個人情報を詳細に晒し上げるなど、数々の悪行もあり、こうした行為は決して正当化できるものではない。

ルールを破ると『半年ロムれ(「半年は読むだけにしてルールを学び、書き込みするな」の意味)!』と叱られたなあ」(Aさん・50歳)