俺はあの日から一歩も前に進めてない

楠栞桜や柾花音が産まれた事には感謝している
それで救われたオリオンズやまたたびが居るから

本当によかったと思っている

無論、もう元には戻れないと言うのもわかってる

それでも俺はまだ魂のある夜桜たまを諦められない
猫乃木もちを諦められない

だからあの日から俺は少しも進めていない

前が向けない
やれやしない

夜桜と猫乃木の去った辛さを抱えながら

オンズとまたたびの居場所があることを安堵しながら

ドル部の不穏な空気に耐えられず

楠と柾の行先を案じながら

すべて元通りにならないかと言う
幻想を棄てられない

八重沢が本当に抜けてしまっても責められやしない

責められるものか

裏切られたと思った

ばあちゃるは何をしていたのかと

信じていたのに

ばあちゃるもアップランドも
ちえりちゃんもめめめもピノ様も

なんでこんなことに…