「万歳、アプラン万歳。」
 ひとりの少女が、緋ひのマントをカルロに捧げた。カルロは、まごついた。佳き友は、気をきかせて教えてやった。
「カルロ、君は、まっぱだかじゃないか。早くそのマントを着るがいい。この可愛い羊さんは、カルロの裸体を、皆に見られるのが、たまらなく口惜しいのだ。」
 ブスボは、ひどく赤面した。