「この子を産みたい」
日ノ隈17歳はそう決意していたが父親が不明であることもあって家族に反対された
高校からも産むなら退学と言われ完全に味方がいなかった

絶望に苛まれて身投げを決意し崖に身を乗り出そうとした時、見知らぬ男が声をかけてきて話をした
特に必死に止めるわけでもなく暖かい缶コーヒーを渡され話しましょうと促された
その男もいろいろ失った末に死に場所を求めたがこの北の大地の人々のたくましさを見て再起を決意したのだと言う

自分にはこの北の大地の加護がある!そう奮い立った日ノ隈は「私はこの子を産む!」と決意したのだった
高校を退学した日ノ隈はアルバイトで生計を立て翌年元気な女の子を出産した
12年後、突然配信者になりたいと言い出した娘に運命を感じた日ノ隈は娘をある男に託した

「黒猫ななしさん、うちのらんをお願いします」
こうして日ノ隈らんは東京に向かいVtuberとして歩き始めたのだった