椎名唯華の配信にはライバーが集まっていた。
そこに行けば急激な人気低下に伴う過疎を和らげ、
いくばくか命を長らえることが出来ると思ったのだ
彼等の命はそれほど短かった…
椎名唯華と絡めば、耐え難い苦痛から解放される…
ただそれだけを求めて、ライバーは集まっていた。
そこには救済がある…
誰が言いだした訳でもなく、その情報は広まっていった…
そこでは限られた生への免罪符を手にしようとするライバーが
互いに我先にと争っていた…生へと固執する、みにくい争い…
傍目にはそう映るのかもしれない…でも、私の瞳に映るそれは…
必死に生きようとしている、一人一人の『ライバーの自然な姿』だった。