>>509
これ

>>194

彼女の精神を支え続けていたものが一気に、音を立てて崩れていった

同じグループの中にいるのに、同じ志を持った仲間なのに、皆と同じはずなのに…!

所詮自分は皆の前座でしかない事実を直接叩き付けられた様で酷く惨めな気持ちにさせられた。

「…っ!ゴホっ…!ゴホゴホっ…!!」

身体が訴える衝動を抑えきれずに何度も咳をしていると爺やが部屋に駆け込んできた

「お嬢様っ!御体調が…っ!」
「ゴホっ!・・・・・大丈夫ですわ、爺や今日は調子がいいんですの。少し咳が出てしまっただけだから安心して下さい。」
「ですが!」
「大丈夫だから…少し一人にして…」

そこに財閥の令嬢はいなかった。
小さく悲しみ震え、堪え切れずに泣き出してしまう一人の少女の姿がそこにはあった。