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超音波BCIの課題
神経科学の教授でジョージタウン大学の神経工学センターの共同ディレクターでもあるマクシミリアン・リーゼンフーバーは、超音波で脳の情報を読みとることは、特定の部位へ超音波を届けるよりもはるかに野心的だと指摘する。超音波信号は頭蓋骨で弱まり、歪んでしまうからだ。これまでの研究では、頭蓋骨の一部を取り除いて脳への「窓」をつくった場合にのみ、超音波で神経活動を読みとることができた。
「これまでに実現できたのは、骨よりも超音波を通しやすい頭蓋インプラントを使って神経活動を読みとることです。読みとりの部分にはまだ工学的な課題が残っています」とリーゼンフーバーは語る。