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超音波を治療に活用
超音波は医療検査の一種として広く知られており、高周波の音波を使って内臓の様子を写したり、血流を可視化したりすることに使われている。最も一般的な用途は、妊娠中の胎児の発育を観察することだ。しかし研究者たちは、超音波を病気の診断だけでなく、治療に活用することにも関心を寄せてきた。
強度を変えた超音波は、血栓やがんなどの異常な組織を破壊したり、手術を必要とせずに神経活動を調整したりする用途に使われている。集束超音波による治療は、すでにパーキンソン病や子宮筋腫、特定の腫瘍に対して承認されているのだ。
Gestalaはまず、慢性疼痛の治療を目的に、脳へ集束超音波を届けるデバイスの開発を目指している。痛みの情動的な側面にかかわる脳の領域である前帯状皮質を刺激することで、最大で1週間にわたり痛みを軽減できることが、予備的研究で示されたのだ。