2026年01月30日 17時01分 公開
[芹澤隆徳,ITmedia]
1月19日に発生した太陽フレアに伴う宇宙天気の乱れは、学生が作った超小型衛星にも影響を与えたようだ。千葉工業大学「高度技術者育成プログラム」の公式Xアカウントは1月21日、「フレアの影響でBOTANは数週間の寿命が溶けてしまいました。。。」と悲痛な投稿をした。どういうことか。
BOTANは、千葉工業大学「高度技術者育成プログラム」で学生たちが作るキューブサットの4号機。キューブサットと呼ぶように、一辺が10cmの立方体で、2023年から1年4カ月をかけ、当時2年生だった学生達が作った。
BOTANは25年9月に米Space Xの「Falcon 9」ロケットで打ち上げられ、国際宇宙ステーション(ISS)に輸送された後、10月10日にISSから放出、軌道に投入。運用初日に地球の撮影や一般アマチュア無線家へのメッセージ送信、新しい太陽電池セルの実証といった初期ミッションを次々とクリアするなど、その完成度の高さを示した。
現在はオーロラの観測や太陽フレアの影響調査、ジャイロセンサを用いた衛星姿勢情報の収集などを行っている。ただし低軌道で運用されるキューブサットは大気抵抗の影響を受けやすく、BOTANも運用開始から徐々に高度が下がっていき、いずれは大気圏に再突入して燃え尽きる運命だ。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2601/30/news115.html
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