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論文では、さらに質量の大きい(40万〜100万ダルトン)粒子についても言及されている。興味深いことに、質量がさらに増大すると、粒子のド・ブロイ波長(物質波の波長)が極めて短くなるため、実験装置の寸法に対して波としての性質が見えにくくなり、結果として古典的な粒子のような挙動に近づいていく様子も確認された。
これは、量子力学が極限において古典力学と一致するという「ボーアの対応原理」を実験的に裏付けるものでもある。つまり、世界は「量子」と「古典」に分断されているのではなく、連続的に繋がっているのである。