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一般的に、人間が管理する飼育環境下の馬は、生後6ヶ月ほどで母親から引き離されます(早期離乳)。これは経済的な効率や慣習に基づくものですが、自然環境における馬は、本来であれば1年以上も母親と共に過ごします。
研究チームは、こうした母親と過ごす期間の差異が、仔馬の脳構造や生理機能の発達に何か影響を残すのかを、独自に開発した馬用のMRI(磁気共鳴断層撮影)技術を用いて比較しました。
その結果、母親から早く引き離すと、実際仔馬の脳にはMRIで特定可能な物理的な構造変化が起きているという事実がわかったのです。

中略

研究チームは、生後6ヶ月で母親から引き離された「早期離乳グループ」と、その後も母親と一緒に過ごした「母子同居グループ」の2つのグループを比較しました。
彼らが独自に開発した馬用のMRI(磁気共鳴断層撮影)技術を用いて脳をスキャンした結果、両者の脳構造には驚くべき物理的な違いが生じていることが判明したのです。