2026年01月07日15時37分配信
AIM医学研究所の宮崎徹所長らの研究グループは7日、動物の血中に高濃度で存在するタンパク質「AIM」が、進行した慢性腎臓病のネコの予後を劇的に改善するとの研究結果をまとめ、
英獣医学専門誌「ベテリナリージャーナル」で発表した。AIMは体内にたまった老廃物などの「ゴミ掃除」機能を促進するが、ネコ科動物は血中のAIMが活性化しない遺伝特性を持っている。
宮崎所長らはAIMを活性化した形で末期の慢性腎臓病のネコに投与したところ、1年後の生存率がAIMを投与されていないネコに比べ劇的に改善した。
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宮崎所長らは、AIMが動物の体内にあるゴミを見つけると活性化し、ゴミを体外に排除するように促すことで、健康を守る役割を果たしていることを既に解明している。
慢性腎臓病は、人間とネコに共通した病気だが、いずれも腎臓の内部にたまったゴミが炎症を引き起こし、腎臓の組織を徐々に破壊、最終的には尿毒症を引き起こす。
ネコ科動物はAIMが活性化しないためゴミ掃除ができず、高齢のネコは高い確率で慢性腎臓病になることが知られている。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2026010700744&g=soc
