2026/01/06 05:00
昨夏にロシア・カムチャツカ半島付近で起きたマグニチュード(M)8・8の地震で、津波の一部が南米を経て太平洋を往復し、約48時間後に日本へ到達した可能性が高いことが気象庁気象研究所の分析で分かった。遠い場所で発生した地震に伴う「遠地津波」は日本でも過去に多くの被害が出ており、識者は「リスクを知ってほしい」と話す。
地震は昨年7月30日午前8時24分に発生し、気象庁は一時、13都道県の太平洋沿岸に津波警報・注意報を出した。第1波は30日、最大波は31日までに到達し、高い所で1・4メートルが観測された。警報・注意報は同日夕までに全て解除された。
気象研は、東北沖の海底観測網で捉えた水圧データなどを基にスーパーコンピューターで津波の動きを再現。解析の結果、津波は太平洋を渡って震源から約1万5000キロ・メートル離れた南米沿岸に当たって反射し、再び太平洋を経て日本へ向かったことが分かった。
https://www.yomiuri.co.jp/science/20260106-GYT1T00059/
