2026年01月03日
風邪をひくと痛くなるところ。「のど」を“その程度”に捉えてはいけない。実はのどが健康な状態を保てていなければ、身体全体の動きが損なわれてしまう恐れがあるのだ。それはすなわち、とりわけ高齢者にとって老化促進を意味する。のどと長寿の深い関係を解説。【渡邊雄介/国際医療福祉大学医学部教授】
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「よっこいしょ」
重い荷物を運ぼうとした時、あるいは単に立ち上がろうとしただけでも思わず声が出てしまう。
〈自分も老けたな……〉
そう感じる人がいるかもしれません。しかし、それは誤解です。とりわけ中高年にとって「よっこいしょ」の声が出ることは、身体が適切に機能していることを意味します。なぜなら「よっこいしょ」は、私たちが「踏ん張る力」を発揮できている証しだからです。
では、私たちが踏ん張り、力を込めるにあたり、大事な役割を果たしているのは身体のどの部分でしょうか? 「足腰」と思われる人も多いでしょう。でも、それだけではありません。実は「のど」がしっかりと働いてくれなければ、私たちは踏ん張ることができない。つまり、のどが健康でなければ、身体をうまく動かすことができず、老け込んでしまうのです。
〈踏ん張るにはのどが大事――こんな意外な話をするのは、国際医療福祉大学医学部教授で耳鼻咽喉科専門医、同大東京ボイスセンター長、山王メディカルセンター副院長の渡邊雄介医師だ。
30万人を超える医師の中で、耳鼻咽喉科の医師は1万人程度しかいないという。さらにその中で、「声」を専門とする医師は100人超に過ぎず、その中の一人が渡邊医師である。
「のど診察・治療のプロ」である渡邊医師が、健康長寿において、いかにのどが重要であるかについて続ける。〉
https://www.dailyshincho.jp/article/2026/01030954/?all=1
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