2026年01月02日 10時00分 メモ
除草剤「パラコート」は日本では毒物に指定されていますが、アメリカではパラコートの使用が続いており、「パラコートの使用が原因でパーキンソン病を発症した」という訴訟が何件も提起されています。その実態について、ミシガン州のローカルメディアであるMLiveがまとめました。
Paraquat, a pesticide sprayed on U.S. farms, blamed for Parkinson’s in lawsuit - mlive.com
https://www.mlive.com/news/2025/12/thousands-of-us-farmers-have-parkinsons-they-blame-a-deadly-pesticide.html
パラコートは毒性が強いことで知られており、中国やイギリスなど世界数十カ国で使用が禁止されていますが、アメリカでは中国子会社のシンジェンタなどが販売しています。ところが、パラコートを長年使用した農家がパーキンソン病を発症する例が多く確認されていることから、パラコートこそが農家が発症したパーキンソン病の原因だとする訴訟が何件も起こされています。
パラコートは1960年以降アメリカで農薬として広く使われるようになりましたが、記事作成時点ではアメリカの環境保護庁の規制対象となっており、免許保持者のみ使用可能としています。さらに青色染料の添加、強い臭気の付加、嘔吐誘発剤の混入を義務付け、万が一の暴露を防ぐよう求めていますが、こうした対策にもかかわらず2025年までの10年間で数百件のパラコート関連の報告が寄せられているといいます。
口に入れるだけでなく、皮膚に触れても健康被害を及ぼし、最悪の場合は死に至らしめるパラコートについて、「今は問題なくとも、将来的に健康へ影響を及ぼすのではないか」との考えが生まれています。
https://gigazine.net/news/20260102-paraquat-parkinson-lawsuit/
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