氷河消失のピークは、今世紀半ばに到来する:研究結果
氷河消失のピークは今世紀半ばにも訪れ、年間で最大4,000の氷河が失われる可能性があることが、最新の研究でわかった。その時期と規模は温暖化のレベルによって変動することから、現在の政策決定が氷河の未来を左右することになる。

 地球温暖化によって世界中の氷河が急速に縮小するなか、個々の氷河が消滅する時期とその規模を予測した大規模な研究結果が発表された。
 その数は今世紀(21世紀)半ばにピークを迎え、年間で最大4,000もの氷河が地図から姿を消すという。

 スイス連邦工科大学チューリッヒ校(チューリッヒ工科大学)を中心とする国際研究チームは、世界の20万以上の氷河を対象に、今世紀末まで残り続ける氷河の数や、それぞれの氷河が消滅する時期を初めて推定した。
 従来の研究は氷河の質量や面積の変化に注目していたが、今回の研究は氷河そのものの数に焦点を当てることで、地域ごとの消滅時期や気候政策による違いを明確に示している。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

Wired 2025.12.28
https://wired.jp/article/peak-glacier-loss-mid-century-warming-impact/