人間の視覚には「空気を読む」ための“第3の回路”があるようだ

 イギリスのヨーク大学(UoY)のPitcher氏らによるレビュー論文にて、人間の脳には、相手の表情や動作から「その人の意図や感情(気持ち)の手がかり」を読み取るための、第3の視覚経路が存在する可能性が示されました。

 ここでいう「読み取り」とは、相手の頭の中を直接のぞき見る超能力的な意味ではなく、もっと馴染み深いものです。

 教室に入った瞬間に、友達の目線の揺れや笑顔の立ち上がり方から「今は話しかけてもよさそうだ」と判断するような、あの“空気感”の読み取りです。

 なぜ人間は空気感を読む専用の脳回路を進化させたのでしょうか?

 研究内容の詳細は2025年12月10日に『arXiv』にて発表されました。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

ナゾロジー 2025.12.26 21:00:37
https://nazology.kusuguru.co.jp/archives/189956