理研、特殊な原子核を25年ぶりに発見 重い天体の内部解明に貢献

 理化学研究所の斎藤武彦主任研究員らは18日、地球上に存在しない特殊な原子核を四半世紀ぶりに見つけたと発表した。
 過去に1度だけしか発見されていない原子核で、解析を進めれば、宇宙の仕組みや質量が大きい天体「中性子星」の内部の構造などの解明につながる可能性がある。

 物質を構成する原子は電子と原子核で構成されている。
 原子核には陽子と中性子がある。
 今回発見した「ダブルラムダハイパー核」は、地球上の物質には...

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日本経済新聞 2025年12月18日 19:00
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOSG184BB0Y5A211C2000000/