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図書館のように静かな場所で文字を目で追っているだけなのに、自分の心の中でははっきりとした声が響いている。
そして不思議なことに、文章が難しかったり区切り方がおかしいと、その「頭の中の声」がつっかえてしまうことさえあります。
これは「黙読のときに感じる内なる声」と呼ばれ、私たちにとっては非常に身近な体験です。
これまでの研究からは、「黙読している間でも脳の中で音を処理する領域が活動する」という報告があります。