やめたいのに続けてしまう脳回路は「嫌な気持ち」を原動力にしていた

 スウェーデンのカロリンスカ研究所(Karolinska Institutet)の研究によって、マウスの脳内に「やめたいのに続けてしまう」ような反復行動を生み出す、スイッチのように働く神経回路があることが明らかにされたと報告されました。

 この回路が働き始めると、動物は実験条件下で、空腹や社会的な関わりといった生きるために重要な欲求よりも、「穴を掘る」「床を嗅ぐ」といった意味のないように見える反復行動を延々と続けてしまいます。

 研究では脳のごほうびを感じる部分(側坐核)から来た信号が、嫌な感情を生み出す部分(外側手綱核)へつながることで「やめられない反復モード」が起こる様子も示されています。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

ナゾロジー 2025.11.24 18:00:54
https://nazology.kusuguru.co.jp/archives/188408