>>1は下記の論文の延長線上です!
※なぜ遅いという意味の今になって>>1の実験をしたのかが不思議


統合失調症患者が「思考」と「外部の音」を区別できなくなるメカニズム
公開日2024.10.10 00:00:00 THURSDAY
https://nazology.kusuguru.co.jp/archives/163195
>>統合失調症の患者は、幻聴で苦しむことが少なくありません。
>>そのような幻聴には、「お前には生きている価値がない」「死ね」などと自分を否定する声が含まれます。
>>また、「今、○○の建物に入った」「交差点を歩いている」などと、誰かが自分を監視しているかのような声が聞こえてくることもあります。
>>では、なぜ統合失調症患者では、このような幻聴が生じるのでしょうか。
>>中国にあるニューヨーク大学 上海校(NYU Shanghai)に所属するシン・ティエン氏ら研究チームによると、統合失調症患者の幻聴は、脳の「自分の声だと判断する機能」が適切に働いていないことから生じていると報告しています。
>>この機能の不具合により、患者たちは「脳内の思考」を自分のものだと認識しづらく、それがまるで外部から聞こえてきたかのように感じてしまうのだという。
>>>研究の詳細は、2024年10月3日付の学術誌『PLOS Biology』に掲載されました。
中略
>>「遠心性コピー(efference copy)」や「随伴発射(corollary discharge)」です。
>>これらは通常、人間が脳から命令を出して体を動かしたりする時に、「これらから生じる自分の体の動き」を予測するために使用されます。
>>例えば、私たちが腕を動かそうとする時、そのための「命令」は、腕の筋肉に送られるだけでなく、脳内にその命令のコピーが残っています。
>>だからこそ脳は、自分の腕が動くことを予想でき、急に視界に自分の腕が飛び込んできても驚くことがありません。
>>「ジャンプする」という命令を出した場合も、その命令のコピーが脳に残っているので、自分の身体が急に浮いて、視界が揺れることに驚くことはないのです。
>>つまり、脳の予測機能が、自分が受ける感覚を「自分の行動の結果」だと正しく認識させているのです。
>>これは話す時も同様です。