>>56
液体窒素を撒いた場合,空気が冷やされて液体空気ができることがある.
液体窒素(沸点:-196℃)で液体酸素(沸点 -183℃)の差により先に窒素が
気化して酸素が凝縮し、これが有機物と混合すると爆発する危険性がある.
要は意図せずに過敏な液体酸素爆薬が出来てしまって爆発するってこと.
危険性があまり知られていない液体窒素による事故.

事例としては,1991年1月17日に岐阜県の電子部品メーカーでセラミックス粉末と
ベンゼン1トンを混合した後,液体窒素で凍結した物をスコップで別の容器に移す
作業中に爆発が起きて2人死亡した事故がある