「科学の女王」数学、日本の研究水準は高いが…AIなど産業応用は後れ

 情報科学や物理学などの研究分野の基盤になる数学は「科学の女王」と呼ばれる。
 京都大学の柏原正樹特任教授が5月に「数学のノーベル賞」とされるアーベル賞を受賞するなど日本の研究水準は高い。
 だが人工知能(AI)など向けの産業応用では欧米に後れを取り、産業競争力の向上につながっていない。 
 優れた研究を応用に生かそうと政府や企業が動き出している。

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日本経済新聞 2025年9月13日 5:00
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOSG2694M0W5A820C2000000/