世界初 コムギとトウモロコシの雑種が誕生 東京都立大学などが発表

 東京都立大学などの研究グループは、コムギとトウモロコシの交雑植物の作出に世界で初めて成功した。

 世界の穀物生産の約9割を占めるコムギ、トウモロコシ、イネはいずれもイネ科だが、異なる亜科に属するため交雑が極めて難しく、それぞれが持つ優れた遺伝資源を相互に利用することができていない。

 特にトウモロコシは、高温や乾燥に強く光合成速度も速いC4型光合成植物であり、これらの形質をC3光合成植物であるコムギに導入することは、温暖化や人口増加に伴う食料危機への対応として非常に重要である。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

大学ジャーナルオンライン 2025年8月31日
https://univ-journal.jp/990746/