昔の金銀を鉱石から取り出す方法は、溶けた鉛に吸わせる
灰吹き法だったから、回収の効率に限界があり、また目で
みて金銀を含む縞スジが入った鉱石だけが対象だった。
いまなら青化法(青酸ナトリウム水溶液に鉱石の粉を入れて
空気を吹き込むことで金銀銅をシアノ錯体として溶出させて
その溶液を濃縮や化学処理をして、最後の仕上げは電気精錬
法を使う)があるから、回収効率は高い。昔のつかいものに
ならないとして棄てられた廃鉱石や、廃鉱山からでも採算が
とれる場合がある。そのほか金銀を含む廃棄ゴミの焼却灰
からも、青化法を使って金銀銅などが回収できるのだ。
たとえば死体を焼いた後の灰など。