「水銀の核分裂」の謎を解明

 水銀は常温で唯一液体の金属として知られていますが、実はその「原子核の割れ方」にも驚きの秘密が隠れていました。

 日本の東京工業大学(東工大)で行われた研究により、水銀原子核が「大小2つの破片」に分裂する謎が、世界初の5次元Langevinシミュレーションで解き明かされました。

 この手法により水銀の核には、高エネルギーでも頑固に残り続ける「殻構造」と呼ばれる特別な内部構造があり、それが核をまるで「割れにくいクルミのように」させていたとのこと。

 頑固な殻構造とはいったいどんな存在なのでしょうか?

 研究内容の詳細は2025年5月20日に『Physical Review C』にて発表されました。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

ナゾロジー 2025.06.30 18:30:42
https://nazology.kusuguru.co.jp/archives/180575