魔法のような「光の結び目」を安定化する方法を発見
2025.04.30 22:00:35 WEDNESDAY
https://nazology.kusuguru.co.jp/archives/176631
>>アメリカのデューク大学(Duke University)で行われた研究【研究の支援が海軍研究局と陸軍研究局から行われている】
>>従来、この種の結び目光ビームを作るには複数のレーザーを同期させて重ねる必要がありました。
>>しかし今回の研究では、新たに開発した特殊な「ホログラフィック・ストリップ」(回折光学素子の一種)を使い、1本のレーザー光から5本のビームを生み出して結び目を形成することに成功しました。
>>この方法により、一つの連続した光の紐が空間内で三つの輪を描いて絡み合うトレフォイル(三つ葉)結び目状の光構造が実現されました。
>>オーブントースターほどの小さな箱の底にホットプレート(熱板)を置いて空気を温め、複数のファンで空気をかき混ぜることで、箱の中に小規模な乱流(不規則な空気の流れ)を発生させました。
>>また、限られた空間で光が長い距離を進む状況を作るため、光を何枚もの鏡で反射させ、狭い箱の中でも数百メートル先まで光が進んだのと同じ条件を再現しました。
>>光の結び目のパターンに追加のねじれや輪を加え、いわば構造を補強するような設計にしたのです。
>>こうして複雑さを増した結び目を同じように乱流下で試すと、単純な結び目に比べて形状を崩れにくく保てることが確認されました。
>>輪の数が多い結び目は揺さぶられても簡単には解けず、過酷な条件でも光の絡み目が残ったのです。